もんじゅの写真館4
歌舞伎役者に扮してみたぞ
ジミに目立たないように生きてるもんじゅだから、
ときどきハデハデな姿に憧れるんだ
赤と金色のピカピカの衣装に
大きなちょうちょの羽みたいな仁王襷。
手も足もぐっと広げて
心もハデハデになったんだ
※腰をおとすのはしんどいから
ジューショクのザブトンをナイショで借りてたんだ。
仁王像に扮してみたぞ
神社の入り口を護っている仁王像。
きんにくりゅうりゅう
近づく人を怖い顔でにらみつける
みんなが逃げ出すような迫力が
もんじゅもときどき欲しくなるんだ。
はえとか、みんな逃げていってほしいときもあるんだ。
※吽形もやりたかったけど、顔が痛くなったから、来年にしようと思ったんだ。
二宮金次郎像に扮してみたぞ
昔はどこの小学校にも、この人の像があったんだって。
一生懸命おしごとしながら勉強してたら、
かしこくなったんだって。
もんじゅも本は好き。
風が吹くと、ぺらぺら、ぱらぱらめくれて
いい音がする。
じ〜っとみてたら、
賢くなりそうな気がしたよ。
※猫背に悪いから、重たいものは背負いたくないんだ
飛脚に扮してみたぞ
もんじゅは
走るのがキライ。
そういえば
走ったことが無いかもしれない
昔の配達屋さん、どこまで走っていったんだろう
お手紙とか、小さなにもつとか
待ってる人のことを考えて走ったのかな
走るときは、どんな顔をしたらいいのかな
そんなことを考えながら
写真を撮ったんだ
走ってないけど
※「ふんどし」がお尻にくい込んで、
具合がわるいんだ。