もんじゅは初めて実在の人物に扮してみたぞ。

禁酒法時代の有名なアメリカのギャング。

ワルなんだけど、ちょっと愛嬌のある笑顔を、鏡の前で練習したんだ。

モーリス=ルブランの名作。実在しないのに何となくスタイルが決まってて、誰が見ても分かるのがいいんだな。

マントは翻ってないといけないから、でぶ猫用の扇風機を使ったんだ。

ふふ。

これを盗られたら名古屋も終わりだな。

イギリスの中世の伝説の人物だぞ。

時代によって人物像は変わってきたみたいだけど、

「弓の名手で盗賊の首領」ってのが、もんじゅはいいなと思うんだ。

緑の服を着て、森に潜む感じもいい。

帽子の羽は、散歩の時に見つけて取っといたんだ。

ご存知横溝正史先生の推理小説シリーズの探偵ですな。

見てくれには無頓着。着たきり雀のよれよれの衣装と使い古したトランクを丁寧に再現したぞ。

この古ぼけた感がお気に入り。

ロケ地は住み処の前で、程好い昭和感が表現できたぞ。

鹿撃ち帽にパイプ。

シルエットだけで誰だか分かっちゃう。

コナン=ドイルの推理小説の主人公だよ。

こういう 何かを考えているような顔をするのは得意なんだ。

左手を右肘に当てたかったんだけど、ちょっと手が届かなかった。

残念。

住み処のスタジオでフジオに撮ってもらったけど、いつかはイギリスロケに行きたいなぁ。

アガサ=クリスティの小説に登場する名探偵だな。

恰幅が良いんだけど、お洒落で品がある。

ユーモラスで知性的。

こりゃ もんじゅにぴったりだな。